2021年8月のコロナ感染の流行ついて

「コロナウイルスの感染者が激増して病床がひっ迫している。」との報道が毎日のように流れ、多くの方が大変心配しているようです。

例年、インフルエンザの流行時期は12月から2月の約3か月間で、日本全国で約1000万人の方が感染しています。1000万人を3か月の90日で割ると、一日あたり11万人の方が感染していることになります。また、流行が激しい時は1週間に200万人前後の方が発症しています。

しかし、現在流行中のコロナウイルス感染症の患者数は、流行が多い時は一日あたり1万5千人~2万5千人前後、流行が少ない時は一日当たり数百人程度となっています。

 

また、未成年者の死亡報告はなく、主に基礎疾患のあるご高齢の方が重症化しているようです。

コロナウイルス感染者の8割から9割の方が軽症か無症状ということを考えると、必要以上に怖がることは無いのかもしれません。

今の時期は熱中症にも十分気をつけて、暑い日は無理をせず、冷房の温度を低めに設定しましょう。ただ、冷房や扇風機の風が直接体に当たると冷えすぎてしまうので注意が必要です。

また、体の冷え過ぎに気をつけながら、麦茶やルイボス茶など水分をこまめに摂り、バランスの良い食事や適切な運動を心がけて生活しましょう。

私たちの免疫力は、コロナウイルスよりも遥かに強いはずです。