コロナ感染 日本・イスラエル・スウェーデンの比較から
以下の表は2021年9月初旬のデータです。
この表の中から、日本、イスラエル、スウェーデンを比較してみます。
各国の人口は2019年のデータでは、
日本 1億2630万人
イスラエル 905万3千人
スウェーデン 1023万人です。
日本は、イスラエルの13.9倍の人口
日本は、スウェーデンの12.3倍の人口になります。
感染者数
日本 155万6998人
イスラエル 111万2964人
スウェーデン 113万525人
死者数
日本 16313人
イスラエル 7154人
スウェーデン 14651人
ワクチン接種率は、
日本 58.09%
イスラエル 69.45%
スウェーデン 68.66%です。
2021年の早い時期からワクチン接種を加速させたイスラエル。ワクチンに95%の有効率があると期待されましたが、累計患者数、死者数を人口比にして日本と比較すれば、かなり多くの方が感染し死亡しています。ワクチンの効果は、あまり期待できないと思います。
一方 コロナ流行の当初からロックダウンやマスクをせず、高齢者のコロナ患者さんに対して命の選別を行ってきたスウェーデン。日本との人口比で、スウェーデンでも多くの方が感染し死者を出してしまいました。今年の初めまでは、集団免疫の獲得を目指していましたが、最近ではワクチンの接種率も上昇してきました。しかしながら、スウェーデンでもワクチンの確かな効果は認められないようです。
生活様式は以前と変わらず、小中学生の生活は、コロナ流行前と同じで普通に通学し授業をうけています。高校生以上では使えるときにはオンライン授業を行っているとのこと・・。ワクチンの接種率は、日本より少し多いのですが、ワクチン接種を強要することなく、また、ワクチンパスポートに対し強い抵抗感を持っているようです。ワクチンを受けない方々の人権も守るべきであるという考えの様です。
スウェーデンでは、多くの患者や死者が出ても、自分たちの生活スタイルを守り通し、病気や死を静かに受け入れるという価値観の違いが鮮明に表れていると思います。勿論、多くの死者を出した政府に対してスウェーデンの国民は厳しい視線を浴びせているようです。
一方、私たち日本人は、重症者ばかりをピックアップして報道し 不安を煽るマスコミに洗脳されているのではないかと思います。人類の歴史の中では、多くの感染症により世界的規模で人口が減りました。
ところが、コロナが流行している現在、世界の人口は増え続けています。
日本における「コロナ禍」を生み出しているのは「指定感染症」「PCR検査」そして「マスコミ」だと思います。
「指定感染症」におけるコロナ感染症を5類相当に引き下げ、強制的な入院をさせず、町医者がコロナ感染者の治療に参加できるようにすること。
「PCR」検査の結果だけでなく、その方の症状を重視して、重症者には入院医療を提供し、中等症、軽症の患者さんの治療は町医者が対応していくこと。テレビのスイッチを切ること。私たち自身の目で今の状況を観察して、私たち自らが正しい判断をすることが今を生き延びる羅針盤だと思います。